ジュエリーから生まれたルースストーン。宝石の美しさはそのままに、すべて天然石。
クンツァイトは、スポジュミン(スポデューメン)という鉱物の一種で、和名はリシア輝石、黝輝石(ゆうきせき)といいます。
ライラックピンクの色の物をクンツァイト、緑色から黄緑色ならヒデナイト、黄色はトリフェーンと呼びますが、ブレスレットなどで組まれる時に、ヒデナイトやトリフェーンも含まれていてもクンツァイトとまとめて呼ばれることが多いようです。
スポジュミンの語源は、スポジュミンが加熱すると灰色に変わってしまうという性質から「燃えて灰になる」という意味に由来しています。
優しいピンク色が特長のクンツァイトは、「ライラックピンク」と表現される独自色を放ち、透明感が高く、心が穏やかになるような魔法のようなストーンです。
クンツァイト 名称の由来
クンツァイトは、1902年にアメリカのカリフォルニア州で発見されました。この宝石を発見した鉱物学者でティファニーの主席鑑定士でもある、ジョージ フレデリック クンツ(George Frederick Kunz)の名前を由来とされ命名されました。
別名「カリフォルニア アイリス」と呼ばれることもありますが、これは、アイリス(和名・アヤメ)の花の色合いに似ていることから、発見地を冠して呼ばれるようになった名称です。
クンツァイトの産出地
ブラジル、アメリカ合衆国ノースカロライナ州、カリフォルニア州、マダガスカル、アフガニスタン、パキスタンなどで産出されます。
クンツァイトのパワー
「無償の愛」、「無限の愛」、「純粋さ」、「可憐」
心を安らかな、穏やかな方向へと導いてくれるような存在です。
人の幸せを願う時、人に優しくあろうと思う時、またはそうなりたいと願う時に力を貸してくれるでしょう。
さらに、アクセサリーとして身につけたりすることで肉体と精神、感情のバランスを保ち安定させてくれます。忙しい生活をおくっている人や蓄積したストレスに負けそうな人にお勧めのパワーストーンです。