ぼけ封じ成す 茄子 守

ぼけを封じ込め、日々健康で暮らせるように祈念してお持ちください。

ぼけ封じになす? 茄子、為す??

ぼけ封じ成す 茄子 守

どういうことでしょうか?
ぼけとなすでぼけなすという悪い言葉がありますが、どういう意味か調べてみると、

ぼけ‐なす【惚け茄子】
1 外皮の色つやのあせたナス。
2 ぼんやりした人をののしっていう語。

1 はわかるのですが、
2 のほうが皆さんが想像している言葉かと思います。

つまり「ぼけなす」は、ぼけーとしている人をバカにする意味があります。

その野菜の茄子ですが、環境の良すぎるところで育てると実を付けなくなる性質があります。
植物にとって実は子孫です。
環境が良すぎると長生きできますが、子孫を残すことができない。

実を付けない茄子は野菜としては価値はありません。

これを人間にあてはめて、
何不自由なく環境の良すぎるところで育つと自分では何もできない人間になる。
そんな何もできない人を「ぼけなす」と呼ぶようになったようです。
もちろん、諸説ありますが、興味深い語源由来です。

ぼけ封じ成す 茄子 守

そんな「茄子」ですが、「茄子」の語源は、「為す」という説があるそうです。
茄子は瓜科の植物です。ウリの花は咲いても実のならない花があるが、茄子の花にはそれがありません。
(実がなる前に落ちることはありますが・・・・)
つまり茄子の花は実をなすということです。
「親の小言と茄子の花は千にひとつの無駄もない」とうい諺があることでもわかります。

一度、家庭菜園で茄子を栽培したことがありますが、かなり大変でした。
でも、つやつやとして実ができたときは嬉しく、収穫するときは寂しい気持ちになりました。
本当に農家さんは大変な思いをして家庭にとどけているのだなと改めて思いました。

初夢に「一富士、ニ鷹、三なすび」を見るとその年は良いことが起きる、という迷信もあります。
「茄子」は縁起がいい野菜なのです。

ぼけ封じ成す 茄子 守

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