5月誕生石 エメラルド

エメラルドとは

5月誕生石 エメラルド は、ベリル(緑柱石)の一種で、強い緑を帯びた宝石です。和名は、翠玉(すいぎょく)、緑玉(りょくぎょく)といい、5月の誕生石です。

世界四大宝石の一つとして有名なエメラルドは、クロムを含有することでグリーンに発色したものを指します。
ベリル(緑柱石)グループの中でも産出量がかなり少なく、良質のものは小さな結晶にしか成長しません。
エメラルドは内部に多くの傷を持つのが特徴で、液体・固体・気体の3つの相があります。エメラルド鉱山の多くは、かつては海底にあったため、岩塩の結晶や塩水をインクルージョンしているものがあります。そこに気泡が含まれるものを三相インクルージョンと呼び、非常に高い人気があります。

このような特有なインクルージョンが天然ものの証となり、大きい傷が少ないほど価値が高くなります。
さらに、明るく濃い緑色のものが最上級とされます。エメラルドは、良質の石が産出されにくいので希少性が高く、宝石として高く評価されます。

5月誕生石 エメラルド

生産

コロンビア、ブラジル、ザンビア、ジンバブエ、マダガスカル、パキスタンなど各地で産出されますが、現在は、コロンビアが最大の産出国となっています。

歴史

エメラルドの歴史は古く、世界の4大宝石のひとつとして数えられています。
ギリシア時代、アリストテレスの弟子テオフラストスの「石について」に登場し、エジプトの砂漠で発見されました。プトレマイオス朝エジプトではクレオパトラも愛用し好みの大使に与え、シーザーは治療のためにたくさん集めたと伝えられています。
このことから富と権力の象徴でもあったとされ、ローマ帝国時代のプリニウスの「博物誌」では、ダイヤと真珠に次ぐ、第三位の宝石と扱われていました。皇帝ネロは、エメラルド製のモノクルを所有していたとの言い伝えもあるほどです。実際、ポンペイなどローマ帝国時代の遺跡からはエメラルド製品がよく出土しています。

このように古い歴史を持つエメラルドがこの世に出回るようになったのは、アメリカ大陸発見後、新大陸で発見されてからでしょう。

エメラルドは、ギリシアやローマでは、占星術の影響でヴィーナスに捧げられていました。ユダヤの伝説ではソロモン王が神から授けられた宝石の中に、エメラルドが入っていたといいます。

サンスクリットの医術では、エメラルドは解毒のほか、下剤、消化を助ける、等の効果があるとされていました。ペルシアやアラビアの聖者たちも、解毒のほか、てんかんを治す、肝臓病やらい病に効くなど万能薬扱いしていたといわれるほどです。

また、ヨーロッパでは蛇がエメラルドを凝視すると、目が見えなくなるという古くからの言い伝えがあります。

そして、中世ではエメラルドに未来を予言する力があるとされ、また、女性の貞節を守り夫の愛を保つとされていました。

エメラルドは5月の誕生石とされています。

5月誕生石 エメラルド

エメラルド のパワー

エメラルドはアクアマリンと同じベリル(緑柱石)の一種です。エメラルドは鮮やかな美しさだけではなく、見る者の心が砕けてしまいそうな程の優しさがあり、その知性、忍耐力には驚かされるばかりです。まさに生き方も美しい才色兼備の石と言えるでしょう。

古くから叡智を象徴する石として知られ、多くの知的な職業にある人々に愛されてきました。
エメラルドは愛の力が強い石で、恋愛成就や、幸せな結婚のお守りとされています。
また、自分自身の目標や夢を実現する勇気と、やり遂げる力をサポートしてくれます。

5月誕生石 エメラルド

       

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