十二支の干支さんがお守りになりました。全員かわいいデザインで、お守りとしてご自身を守りながら心も癒されるお守りです。
アクリルケースに入ったかわいい干支のお守りです♪
陰陽五行説では十干を「太陽を象徴とした生命循環」とし、十二支を「月を象徴とした生命循環」としています。
一般的には十二支のみを使うことが多いのですが、干支というと「六十干支」を指します。皆さんお馴染みの干支が12種類、そして、十干が10種類あり、順番に割り当てていきます。すると、2つずつずれますので、全部で60通りとなります。(最初思ったのですが、12と10の組み合わせの120通りではありません(^^))
十二支って?
年齢を伺うときに「何年生まれ?」と聞くと、左程失礼に当たらない、なんて思っているのは私だけでしょうか(笑)
西暦、和暦の生まれ年と一緒に覚えていることが多い十二支。小学生は学校でも「ねぇうしとら、うぅたつみぃ・・・♪」と教え、多くの人が知っています。
子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い)の12種類の動物によって構成されています。
この干支は古代中国で考え出されたもの。当時、太陽系惑星の「木星」が約12年周期で公転するので、年を数えることに使われていました。そして、天球を12の区画に分けてそれぞれに子から亥まで名付けました。十二支の12個の漢字は、中国では数を表すものです。
後に、この十二支をポピュラーなものにしようと、動物の名前に変更しました。実は、動物の意味は後から付け足されたものです。
元々は、木星の公転周期からの十二支でしたが、12という数が1年の月の数にあたることから、1月、2月などを表すことにも用いられるようにもなり、「十干」と組み合わせて、 日付や期間の年数等を表すために使われるようになりました。
例えば、夜の0時を「正子」、昼の12時を「正午」等というように、11時から13時を午の刻と呼ぶことから、その前後を「午前」「午後」という言葉も生まれたのです。
十二支をご紹介
十二支といえば、動物たちの競争の話が有名です。
神様が「元日に私の元へ挨拶に来なさい。12着までに来た者たちを、順番に1年間の王様にしてあげよう」というお触れを出し、それを見た動物たちが神様の元へ向かって競争するというもの。
前夜に出発していた牛は最初に神様の家に到着しましたが、開門と同時に、牛の背中に乗っていたねずみが飛び降りて先にゴールしたため、ねずみが1着、牛が2着という結果になりました。
一方、虎をはじめとする他の動物たちは、夜が明ける少し前から神様の元へ出かける準備を始めます。
足の速い虎は本来1着で到着してもおかしくはありませんでしたが、やはり開門前に到着していたねずみと牛には勝てず。結果的に3番目の干支となったわけです。
実はイノシシが猪突猛進、一目散に走り抜けダントツの1位だったのですが、勢い余ってゴールを通り越してしまい、迷子になったそうな。その間に他の動物たちはゴールしていき、結局最下位になってしまったのです。目標はしっかりと確認しておかないといけませんね・・・。
子(ねずみ)
十二支最初の動物
十二支の中で1番目の動物はねずみさん。繁殖力が高いねずみさんは子だくさんになるので「子」して1番目に。
丑(うし)
生活に欠かせない牛さん
今も昔も、うしは人間の生活に切っても切れない仲です。重い荷物を運んだり畑を耕したり、生活に欠かせない動物でした。また、力強さや粘り強さ、勤勉さを表すことから、丑=牛になりました。
寅(とら)
勇敢な動物虎
とらさんは勇猛果敢、勇ましい動物です。また、決断力の高さや才覚のあるとされ、3番目はとらさんに。
卯(うさぎ)
ぴょんぴょんと飛躍の兎さん
おとなしくてかわいいうさぎさん。このうさぎさんは安全の象徴、そして跳躍力。飛躍、向上という意味が込められました。
辰(たつ)
権力の龍
龍は十二支の中で実在しない空想上の動物です。この龍は中国では古代から権力の象徴として崇められています。辰=龍は権力の意味合いを持っています。
巳(へび)
再生を象徴する蛇
へびさんは、脱皮を繰り返して成長することから、強い生命や永遠に生きる、または再生の象徴とされています。
午(うま)
健康、豊作を表す馬
馬さんも生活に欠かせない動物です。健康維持や五穀豊作を象徴する動物とされました。
未(ひつじ)
群れで行動する家内安全の羊さん
羊さんは群れでの生活を好む動物です。家族思いから、家内安全の象徴とされています。
申(さる)
賢さダントツ!猿さん
猿さんは人間に近く、頭がいいですよね。
昔から、神の使いであると信じられてきました。賢者を象徴する動物として、十二支に選ばれました。
酉(とり)
商売繁盛の鶏さん
酉という字はトリ、特にニワトリ(鶏)を表します。「酉の市」でお馴染み、、商売繁盛の象徴です。
戌(いぬ)
忠実な犬さん
犬さんも、古くから人間と一緒に暮らしてきました。ご主人に忠実である犬さんは忠義の動物です。
亥(いのしし)
無病息災の猪さん
昔から猪肉は万病に効くと考えられており、猪さんは無病息災の象徴とされています。「猪突猛進」という言葉より、一途で情熱的な動物です。
2022年は、36年に1度の周期で巡ってくる「五黄の寅(ごおうのとら)」の年
この五黄の寅とは、九星と呼ばれる中国の民間信仰と十二支を組み合わせたものです。
九星のうちの1つ「五黄土星」は、生まれながらにしてリーダー気質を持ち、周囲を圧倒する強大なパワーを持っているそうです。
壬寅の2022年は厳冬の2021年から一転して華やかな1年になり、力強く前に進むことを期待いたします。